5つの資産に2000円ずつ投資。2年間続けてみた結果。

毎月の貯金や銀行預金だけで、将来の生活資金をしっかり準備できるか心配ではありませんか？預けているお金が増えないどころか、物価が上がる中で実質的に価値が減っていると感じることはありませんか？

特に、貯金だけではインフレに太刀打ちできないという不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

そのまま預金に頼るだけでは、将来必要な資金が足りなくなり、生活の質が落ちてしまう可能性があります。もし何も対策をしないと、インフレで毎月の支出が増える一方で、貯金の価値はどんどん目減りしてしまうかもしれません。

銀行預金だけじゃ不安だけど、投資は何をしたらいいかわからない！

そこで試してみたのが「2000円投資」です！

2000円投資は、5つの異なる資産に、毎月2000円ずつ投資する投資になります。

どの投資が正解かわからないので、投資の勉強と資産のリスク分散を兼ねて、同じ金額を異なる金融資産で運用してみることにしました。

この記事では、銀行預金、ゴールド、外貨(FX)、投資信託、仮想通貨にそれぞれ2,000円ずつ投資した2年間の実績をご紹介します。
　

2年間投資をしてみた結果

結果としては、2年間で5つの資産全てがプラスの運用結果となりました。

マイナスになっていなくて一安心（ほっ）

2,000円×24ヶ月なので、それぞれに48,000円を投資したことになります。

1年目では差があまりでていませんでしたが、2年目ではくっきりと差が出てきました。

特に、一番増えていたのが1年目と同じで「仮想通貨」で、一番少ないのも1年目と同じで「銀行預金」でした。
　

2年間の推移

銀行預金以外の4つは増えたり減ったりを繰り返しながら推移してきました。

中でも仮想通貨が一番変動が大きくなっています（青色の線）。

減ってないけど損してる？

今回試している他の投資と比べて、銀行預金は「安定している」と言うことができます。

1年前に利息はありませんでしたが、今では利息が3円も付いています。

額面だけで見れば、減ることがない銀行預金ですが、何と比べるかが大事になってきます。

この数年で物価はかなり上がってしまいました。

コンビニのお弁当、ガソリン、スーパーに並ぶ野菜の値段…etc

1年前は1000円で買えてたモノも、この1年で買えなくなってしまいました。

その一方で、銀行に預けた1000円は1000円のままです。利息はついても数円。

銀行預金やタンス貯金の最大のデメリットは、このような「インフレ」にまったく対応できないことです。

物価が上昇していく社会（=健全な社会）では、利息の付かない銀行預金は損をしてしまうことがあるので注意が必要になります。　

1万円の分散投資としてみてみる

5つの資産に2000円ずつ投資をしているわけですが、見方を変えると「1万円を分散して投資している」という見方もできます。

5つの資産の合計でこの2年間の動きをみてみたのが下のグラフになります。

月々、変動はありますが、徐々に増えてきています。

2年間の運用で、＋6.7万円（＋28%）となりました。

少額で分散投資を行うと、リスクを抑えつつ、様々な資産の成長に期待できます。

預金以外の資産を持つことで、預金では対応できないインフレ対策にもなり、リスクを軽減しながら資産形成を始めることができます。

「投資を始めてみたいけど、どの投資がいいかわからない」という人は、少額ずつ分散して初めて見るものいいと思います。

まとめ

この記事では2000円投資を2年間つづけてみた結果を紹介しました。

全体としては、28％増えるという結果になりました。年利で計算すると10％以上になります。

1年で利息が10％つくなんて今の日本の銀行預金じゃ考えられない数字ですよね。

お金は、家の引き出しに入れたままにしたり銀行預金だけにしておくのはもったいない！投資として運用することで、インフレ対策にもなるし、増やすこともできます。

この記事で紹介している投資は1000円から始めることができます。さらに、投資信託は100円から始めることも可能です。

毎月、少額から始める分散投資は、リスクを抑えながら将来に備える最適な方法です。

資産を安全に増やしたい、インフレに負けない資産形成を目指したい方は、ぜひ分散投資を始めてみませんか？

口座開設がまだの人はまずは口座開設からはじめましょう。将来の安心を手に入れるためには、今から始めることが大切です。
　

参考

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