NISA

【体験記】つみたてNISAを4年続けてみた結果(設定公開しています)

2024年2月29日

地方でひっそりと投資を続けている Nuuma(@tsuntobari)です。

老後資金の準備のためにはじめたつみたてNISAですが、あっという間に4年がたちました。

4年前につみたてNISAをはじめた頃は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言もあって株価は下がるばかり。

その影響を受けマイナススタートになりましたが、今ではそのおかげもあってプラスで運用できています。

この記事ではつみたてNISA、そして2024年1月から始まった新NISA(つみたて投資枠)を4年間運用した結果と失敗について紹介しています。

NISAについてもっと基本的なところから知りたいという方はコチラの記事を読んでみてください→「2024年からの「新しいNISA」5つのポイント!恒久化や無期限化による運用のコツをわかりやすく解説

4年間運用した結果

4年間で合計1,362,298円入金して、総額は1,877,874円になりました。515,576円のプラスです(+37.8%)。

NISAの運用記録を見ると、元本がしっかり積み上がり運用益も増えてきています。時間をかけることで「複利」の効果が表れ、資産が成長していくのを実感しています。

投資額 評価額 差額
1年目 174,996 198,599 +23,603
2年目 574,980 622,778 +47,798
3年目 974,9688 1,063,726 +88,758
4年目 1,362,298 1,877,874 515,576
 ※2024年3月1日現在

同じ金額を銀行に預けていても利息は千円にもなっていないので、「長期運用」を考えるなら銀行預金よりもNISAの方が向いています。

リターンの推移

こちらはリターン(評価額から投資額を引いたもの)のグラフになります。

初めの頃はマイナスになっていた時もあったり、なかなか損益がふえなかったりしましたが、時間の経過共にプラス側に伸びてきています。
 

老後資産計画との比較

実際の運用結果と計画を比較してみました。

計画では2024年2月末で1,485,142円でしたが、実際は1,877,874円(+392,732円)となっているので、予定よりだいぶいい感じで運用できています。

当初の予定では年数上限の2042年までつみたてNISAを続ける予定でしたが、2024年1月から新NISAが始まったので2045年まで新NISA(つみたて投資枠)を続けることにしました。
→2024年から新NISAがはじまったので、つみたてNISAの期間終了後はNISAで運用を続けていく予定です。

年利6%で運用できたとすると、資産は2050年に2700万円まで増えます。

老後資金はNISAとiDeCoで用意する予定ですが、2つ合わせると4900万円になります。

また、現金ではなく投資信託として保有しているので、インフレが起きたとしても対応できるので一安心ですね。

設定を公開します

2020年3月

4つの商品を1,250円ずつ、合計5000円購入するところから始まりました。

  • たわらノーロードバランス(8資産均等型)
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

2020年6月には、月の投資額を5,000円から10,000円にアップ。
2020年12月からは、月の投資額を10,000円から33,332円にアップ。

2022年11月

4つの商品を購入していましたが、一番パフォーマンスの良かった「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を満額の33,333円購入する設定に変更しました。
 

  

2024年1月

新NISAが始まったタイミングで減額しました。25,000円分はつみたてNISAと同じ商品を、もう2,000円は同じ種類の別の商品を購入しています。

できる金額からスタート

満額で始めるのが一番お得だと思いますが、100 円から始めることができます。投資するのが初めてで不安がある人は少ない金額で始めることもできます。私は最初は5000円からスタートしました。

商品を選んだ基準

はじめは4つの商品を選びましたが、その基準は2つありました。

  • 一つの商品だけだと不安だったので、種類の違う商品を複数選ぶ
  • できるだけ手数料(信託報酬)が少ない商品を選ぶ

4つ運用してみた結果、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が一番利益が高かったので、途中からこの商品だけに絞りました。
 

楽天証券を選んだ理由

いざ「つみたてNISAをはじめよう」としたときに、どの商品を買うかと同じくらい(?)悩むのが「どこの証券会社」でつみたてNISAを始めるかです。

私はネット三大証券会社の一つでもある「楽天証券」を選びました。楽天証券を選んだ理由は「楽天ポイントで投資ができる」からになります。

これまでの入金額について、現金とポイントをグラフにしてみました。これまで27,000ポイントを投資に利用しています。また、投資を楽天カードで支払うことができるので、投資をしながら楽天ポイントをためることもできます。

まとめ

この記事ではつみたてNISAを4年間運用してみた結果を紹介しました。4年間で50万円以上の利益が出るとは思ってもいませんでした。この4年間でしたことは、商品の切り替えと、口座開設をして商品を決めただけです。

初期設定さえしてしまえば、あとはほったらかしでいいのがつみたてNISA・新NISA(つみたて投資枠)のいいところですよね。普段はフルタイムの会社員をしていますが、新NISA(つみたて投資枠)はまったく時間をとられないので、毎日の生活が忙しくて投資の時間なんかとれないという人にもおススメです

また、新NISA(つみたて投資枠)は100円から始めることができるので、投資をしたことがなくて不安な人や収入が十分でない人でも始めやすい投資になっています。

投資を始めた当初は、クレジットカードで投資できるのが楽天証券だけでした。今は、マネックス証券やSBI証券でもクレジットカードを使った投資ができるので、クレジットカードを使ってお得に投資をしたい人はこれらの会社から選んでみてください。

資産が増えたことも嬉しいですが、それ以上に将来の不安が減ったのが一番の収穫です。老後になったときに「こんなはずじゃなかった!」と後悔ないように今からしっかり準備をしておきましょう。

最新の運用状況はコチラで紹介しています。

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