ふるさと納税

【2023年最新版】楽天ふるさと納税でポイント還元率を最大化する5つの方法

『ふるさと納税』していますか?

僕は毎年ふるさと納税をしています。

ふるさと納税とは

ふるさと納税とは、本来は住んでいる自治体に納めるはずの税金を他の自治体に「寄付」することで、住民税や所得税が控除される制度です。「寄付」する際に様々な商品を選ぶことができるので「節税できるお得なネットショッピング」といった感じです。

昔は他社のサービスをつかっていましたが、今は「楽天ふるさと納税」をつかっています。

楽天ふるさと納税を選んだ理由は、ふるさと納税を行うだけで1ポイント1円分として使える「楽天ポイント」が貰えるからになります。

楽天市場内で開催される様々なイベントやキャンペーンを組み合わせることで、最大30%のポイント還元を受け取ることができます。

楽天ふるさと納税のポイント

  • ネットショッピング感覚でできる
  • 最大30%のポイント還元
  • 返礼品の数がトップクラス

2023年5月にお買い物マラソンをしたときは、1.2万円のふるさと納税で2300ptものポイントをゲットできました。

この記事では、楽天ふるさと納税でポイント還元率を最大化する方法と実際にふるさと納税をしてみた体験を具体的にご紹介します。

ふるさと納税をするだけで年間数万円以上得しますが、楽天ふるさと納税を使うことでさらに得することができます。
 

「楽天ふるさと納税」とは

「楽天ふるさと納税」とは「楽天株式会社」が運営している、ふるさと納税ポータルサイトです。

楽天の会員IDを使って「楽天市場」で買物するのとほとんど同じ手順で「ふるさと納税」をすることができます。

初めてふるさと納税をする人でも、普段の買物と同じ手続きで購入できるため、簡単に購入・納税することが可能です。

他のふるさと納税サイトとの大きな違いは、寄附の金額に応じて「楽天ポイント」が貯まる点になります。

通常貯まる楽天ポイントは寄付金額の1%くらいですが、キャンペーンを組み合わせることで最大30%の楽天ポイントが貯まるため「楽天ふるさと納税」を利用している方も多いのが特徴です。

さらに、貯まった「楽天ポイント」で寄付することもできるのも、他のポータルサイトにはない大きなメリットですね!

サイト名自治体数返礼品数ポイント還元
楽天ふるさと納税1565443,717最大30%
(楽天ポイント)
ふるなび1080408,140最大20%
(ふるなびコイン)
ふるさとチョイス1788500,000以上最大9%
(マイル)
マイナビ8842,65510%
(アマゾンギフト券)
さとふる1229658,267
(2023年4月末現在)

楽天ふるさと納税が向いていない人

楽天ふるさと納税は「楽天ポイント」を貯められる点が最大のメリット。逆に言うと、「楽天ポイント」を貯める気がない人には楽天ふるさと納税を使うメリットはほとんどありません。楽天よりもAmazonを使うことが多い人なら、寄付額の1%以上のAmazonギフト券がもらえる「ふるなび」のほうがお得です。

楽天ふるさと納税で還元率を最大化する5つの方法

楽天ふるさと納税で最大30%のポイントを受け取るためには、次の5つのポイントをしっかりと理解することが大切です。

1.「SPU(スーパーポイントプログラム)」【+15%】
2.「お買い物マラソン」「楽天スーパーSALE」【+9%】
3.「勝ったら倍」【+3%】
4.「0か5のつく日」【+2%】
5.「39ショップ」【+1%】

楽天市場では基本1%の還元をうけれますが、この5つのキャンペーンを組み合わせることで+29%となり、最大30%の還元を受けることができます。

1万円の寄付に対して、最大で3000円分の楽天ポイントを獲得できるので、楽天ふるさと納税をする際はぜひ活用して下さい。

1.「SPU」

「楽天市場」の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」とは、楽天のサービスを活用すると「楽天市場」や「楽天ふるさと納税」で獲得するポイントが増えていく仕組みです。

ポイントは最大16倍(+15%)になります。ポイントアップ詳細は下記の表を参考にしてください(2023年5月現在)。

SPUのポイントは自動的に反映されるので、「エントリー」などはする必要がありません。

次から紹介するキャンペーンは全て「エントリー」する必要があります(各キャンペーンページのエントリーをタップするだけ)。

2.「買いまわり」

ポイントアップの幅が大きいので、必ず「買いまわりキャンペーン」の期間を狙って商品を購入するようにしましょう!

「買いまわりキャンペーン」は2種類あって、毎年3月・6月・9月・12月に行われる「楽天スーパーSALE」と、それ以外の月におこなわれる「お買い物マラソン」です。「買いまわり」という意味ではどちらも同じなので、基本的には「毎月開催される」と考えて大丈夫です。

「買いまわり」とは、指定された期間内にマラソンのように買い物することで楽天市場の買い物がお得になる仕組みのことです。1,000円(税込)以上の買い物が対象となり、期間中の利用店舗数に応じて、ポイント倍率がアップします。10ショップで購入商品が全てポイント10倍(+9%)になります。

「楽天ふるさと納税」も「お買い物マラソン」が対象で、1自治体への寄付が1ショップとしてカウントされるので、複数の自治体に寄付する予定の方や普通のネットショッピングもする方はは「お買い物マラソン」を活用するのがおすすめです。
 

3.「勝ったら倍」

「勝ったら倍」キャンペーンとは、楽天がスポンサーとなっているスポーツチームが勝ったらポイントUPが行われるキャンペーンです。楽天株式会社がスポンサーとなっているスポーツチームは次のとおりです。

  • 東北楽天ゴールデンイーグルス(プロ野球、セ・リーグ)
  • ヴィッセル神戸(サッカー、J1

※FCバルセロナは2022年5月をもって対象外となりました

この2チームのうち勝利したチームの数だけポイントがプラスされる仕組みとなっており最大ポイントUPは3倍(+2%)となっています。ぜひ勝利を願いたいですね。

野球とサッカーの試合が同日に行わる日は月に数度ありますが、買いまわりキャンペーン中で、さらに5と0の付く日という条件になると、チャンスは年に数回しかないので注意が必要です。
 

4.「5と0のつく日」

毎月5と0のつく日に楽天カードを利用すると、更に+2%のポイント還元が受けられます。毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日が対象となります。もちろんふるさと納税も対象です。

買いまわりキャンペーン中にかならず5か0がつく日があるので、その日を狙って買うようにしましょう。
 

5.「39ショップ」

買いまわり期間中は、「3980円以上で送料が無料になるサンキューショップ(39ショップ)にて、3980円(税込)以上購入するとポイント2倍(+1%)」というキャンペーンが開催されます。

ほとんどのふるさと納税品は3980円以上なので、キャンペーンのエントリーだけ忘れないように注意が必要です。
 

「買いまわり」で気をつけること

ここまでの手順通りに実行して、ふるさと納税の自治体を含め、ショップ買い周り10店舗を周り切れれば、圧倒的な還元率でふるさと納税ができます。

ただし、次で紹介する点には注意が必要です。

お買い物マラソンの注意点

  • ふるさと納税限度額を超えると損をしてしまう
  • 合計7000ポイント以上は還元されない
  • 同じ自治体で何回寄付しても1自治体
  • もらえるポイントは期間限定ポイント

「限度額」は収入によって違う

ふるさと納税できる金額は、年収や家族構成によってかわってきます。

勢い余ってふるさと納税の限度額をオーバーしてしまうと、せっかく還元率を最大化しても損をする可能性があるので注意が必要です。

【ふるさと納税】控除の目安・限度額を計算する方法を丁寧に解説!医療費控除・iDeCoもOK!」でしっかりと確認しておきましょう。

ざっくりとした控除上限額の目安を書いておきます(実質負担2000円を除く)。

年収独身又は
共働き
夫婦
 子なし 
共働き+子1人
(中学生以下)
共働き+子1人
(高校生)
300万27,000円18,000円27,000円18,000円
400万41,000円32,000円41,000円32,000円
500万60,000円47,000円60,000円47,000円
600万76,000円67,000円76,000円67,000円

自分がどれくらい購入できるか具体的に知りたいという方は、楽天のサイトにシミュレーターがあるので使ってみてください。

生命保険やiDeCo、医療費控除などを利用している方は控除額が変わるので、「かんたんシミュレーター」ではなく「詳細版シミュレーター」を使って計算してください。

会社員の方は、源泉徴収票を用意しておくとスムーズに計算できます。
 

もらえるポイントには上限がある

買いまわり特典で貰えるポイントの上限は7000ポイントになります(※2021年2月から上限が1万ポイントから7000ポイントに変更)。

ふるさと納税の上限が77,777円以下の方は気にする必要がないのですが、それ以上の方は注意が必要です。

利用ショップ数によって購入金額の上限が異なります。買いまわり上限数は意識して寄付をしましょう。

利用ショップ数合計購入金額の上限
2700,000円
3350,000円
4233,333円
5175,000円
6140,000円
7116,666円
8100,000円
987,500円
1077,777円

「買いまわり」だけではなく「勝ったら倍」、「5と0のつく日」、「39ショップ」も付与ポイントの上限数があるので注意が必要です。

ポイント上限購入上限金額
勝ったら倍1,000pt5万円~10万円
5と0のつく日3,000pt(月間)15万円(月間)
39ショップ3,000pt30万円
 

同じ自治体で何回寄付しても1自治体

楽天市場においては、「1自治体=1ショップ」という扱いになっています。そのため、同じ自治体で複数の返礼品をもらっても買い周りにはならない点は注意が必要です。

期間限定ポイントとは?

期間限定ポイントとは、文字通り「一定の期間」だけで使える楽天ポイントです。楽天市場で付与される期間限定ポイントの多くは、「貰った月の翌々月末」まで使えます。

通常ポイント(1倍分)は購入日から20日後、「ショップ買いまわり」の特典ポイントは対象キャンペーン終了の翌月15日頃に付与されます。

通常ポイント
購入日の20日後付与/最後に購入した日から1年間有効
「ショップ買いまわり」の特典ポイント
キャンペーン終了の翌月15日頃付与/付与された月の翌月末まで有効(期間限定ポイント)
※2023年5月現在
楽天市場「お買い物マラソンガイド

例)5月に楽天ふるさと納税で寄付をした場合、6月中頃に期間限定ポイントが付与され、有効期限は7月末日。

この期間内で利用できないと失効してしまうため注意しましょう。せっかく貰ったポイントを失効してしまってはもったいないので、ぜひ使いきりたいですね。
 

実際に楽天でふるさと納税をやってみた

5月前半のお買い物マラソン期間中に、ふるさと納税をやってみたので、その時の状況を紹介します。

マラソンを走りきった時のポイント倍率は、17.5倍でした。

ポイント倍率内訳

  • SPU:8.5倍
  • お買い物マラソン:9倍

上のポイントに反映されていないのが、「5と0のつく日(+2%)」と「39ショップ(+1%)」は含まれていません。実際はこの2つも含まれるので、もらえるポイントは合計で「20.5%」になります(今回は楽天が負けてしまったので「勝ったら倍」のポイントはありませんでした)。

この期間中は買えば買うほどお得になるので、普段はネットショッピングは我慢していて、できるだけ「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」の時にまとめ買いするようにしています。

楽天ポイントを使ってふるさと納税

ポイントを貰うだけでなく、ポイントを使うことでさらにお得に買物&納税することができます。

本来なら12000円の商品ですが、貯まっていた楽天ポイント2000円分を使用したので、実質10000円で購入することができました。

どれくらいお得か

今回の買い物でどれくらい得したかをざっくりまとめてみると、

  1. 何もしなければ「来年、住民税として支払うはずの12000円」でした。手元には何も残りません。
  2. ふるさと納税を利用することで「12000円を前払いして、豚肉4kgを受け取る」ことができます。
  3. 単にふるさと納税をするのではなく、楽天ふるさと納税をつかうことで「12000円を前払いして、豚肉4kgを受け取り、2300円分のポイントをもらう」ことができました。
  4. さらに、今回は貯まっていたポイントを利用したので「10000円で12000円分の納税」をしたことになります。

お得すぎますよね。

他のふるさと納税サイトでは1円ももらえないので、最もお得にふるさと納税するにはやはり楽天ふるさと納税が1番です。
 

まとめ

長くなりましたが、楽天ふるさと納税でポイント還元率を最大化する方法をまとめると次のようになります。

ポイント還元率を最大化する方法

  • SPUで還元率を上げる
  • お買い物マラソンかスーパーセールのときを狙う
  • まとめ買いする

楽天ふるさと納税ではたくさんの商品があるので、好みにあった商品を選ぶことができます。

記念日にちょっと豪華な食材を注文したり、親へのプレゼントにマッサージ器を購入したり、普段食べる食材を選んだりと。

内容・手順を抑えて、ふるさと納税という税制優遇をとことん使い倒しましょう!

楽天カードを持っていない人は、まずは楽天カードをつくるところからはじめましょう。

キャンペーンで数千ポイントを貰うことができるので、もらったポイントでふるさと納税をしたらさらにお得に買物&納税をすることができます。

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