地方でひっそりと投資を続けている Nuuma(@tsuntobari)です。
老後資金の準備のためにはじめたつみたてNISAですが、あっという間に3年がたちました。
3年間につみたてNISAをはじめた頃は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言もあって株価は下がるばかり。
その影響を受けマイナススタートになりましたが、今ではそのおかげもあってプラスで運用できています。
この記事ではつみたてNISAを3年間運用した結果と失敗について紹介しています。
NISAについてもっと基本的なところから知りたいという方はコチラの記事を読んでみてください→「2024年からの「新しいNISA」5つのポイント!恒久化や無期限化による運用のコツをわかりやすく解説」
3年間運用した結果
3年間で合計974,968円入金して、総額は1,063,726円になりました。88,758円のプラスです(+9.10%)。
NISAの運用記録を見ると、元本がしっかり積み上がり運用益も増えてきています。時間をかけることで「複利」の効果が表れ、資産が成長していくのを実感しています。
投資額 | 評価額 | 差額 | |
1年目 | 174,996 | 198,599 | +23,603 |
2年目 | 574,980 | 622,778 | +47,798 |
3年目 | 974,9688 | 1,063,726 | +88,758 |
同じ金額を銀行に預けていても利息は千円にもなっていないので、「長期運用」を考えるなら銀行預金よりもNISAの方が向いています。
リターンの推移
こちらはリターン(評価額から投資額を引いたもの)のグラフになります。
初めの頃はマイナスになっていた時もあったり、なかなか損益がふえなかったりしましたが、時間の経過共にプラス側に伸びてきています。
老後資産計画との比較
これまでのリターンと計画を比較してみました。
計画では2023年2月末で1,035,562円でしたが、実際は1,063,726円(+28,164円)となっているので、予定より少し多めになりました。
計画では2040年までつみたてNISAを継続して、2042年につみたてNISAが終了してからからは2050年(65歳)まで投資信託(月3万円)で運用する予定です。→2024年から新NISAがはじまったので、つみたてNISAの期間終了後はNISAで運用を続けていく予定です。
年利6%で運用できたとすると、資産は2050年に2700万円まで増えます。
老後資金はつみたてNISAとiDeCoで用意する予定ですが、2つ合わせると4500万円になります。
また、現金ではなく投資信託として保有しているので、インフレが起きたとしても対応できるので一安心ですね。
設定を公開します
私は4つの商品をそれぞれ同じ金額ずつ購入していました(2022年10月まで)。
- たわらノーロードバランス(8資産均等型)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
設定金額は、それぞれ8,333円で、合計33,332円でした。
11月からは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を満額の33,333円購入しています。

できる金額からスタート
満額で始めるのが一番お得だと思いますが、100 円から始めることができます。投資するのが初めてで不安がある人は少ない金額で始めることもできます。私は最初は5000円からスタートしました。
商品を選んだ基準
はじめは4つの商品を選びましたが、その基準は2つありました。
- 一つの商品だけだと不安だったので、種類の違う商品を複数選ぶ
- できるだけ手数料(信託報酬)が少ない商品を選ぶ
4つ運用してみた結果、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が一番利益が高かったので、今ではこの商品のみ購入しています。
失敗談
つみたてNISAは年間最大40万円、最長で20年しか運用できません(※現つみたてNISA)。
それなのに、2020年は約10万円分しか購入しませんでした。
始めた頃はいきなり満額(月33,333円)での投資には不安があったので仕方ない部分もあります。
でも、「ボーナス設定で後で買い足す」ことや「投資信託に使っていた分をつみたてNISAにまわす」など、もう少し「かしこく」運用できたかなと反省しています。
これから始める方は、注意してくださいね!
新NISAでは生涯1800万円、年間120万円、月10万円までつみたてできます。新NISAについてもっと基本的なところから知りたいという方はコチラの記事を読んでみてください→「2024年からの「新しいNISA」5つのポイント!恒久化や無期限化による運用のコツをわかりやすく解説」
楽天証券を選んだ理由
いざ「つみたてNISAをはじめよう」としたときに、どの商品を買うかと同じくらい(?)悩むのが「どこの証券会社」でつみたてNISAを始めるかです。
私はネット三大証券会社の一つでもある「楽天証券」を選びました。楽天証券を選んだ理由は「楽天ポイントで投資ができる」からになります。
これまでの入金額について、現金とポイントをグラフにしてみました。これまで21,000ポイントを投資に利用していました。また、投資を楽天カードで支払うことができるので、投資をしながら楽天ポイントをためることもできます。
まとめ
この記事ではつみたてNISAを3年間運用してみた結果を紹介しました。この3年間でしたことは、商品の切り替えと、口座開設をして商品を決めただけです。
初期設定さえしてしまえば、あとはほったらかしでいいのがつみたてNISAのいいところですよね。普段はフルタイムの会社員をしていますが、つみたてNISAはまったく時間をとられないので、毎日の生活が忙しくて投資の時間なんかとれないという人にもおススメです。
また、つみたてNISAは100円から始めることができるので、投資をしたことがなくて不安な人や収入が十分でない人でも始めやすい投資になっています。
投資を始めた当初は、クレジットカードで投資できるのが楽天証券だけでした。今は、マネックス証券やSBI証券でもクレジットカードを使った投資ができるので、クレジットカードを使ってお得に投資をしたい人はこれらの会社から選んでみてください。
資産が増えたことも嬉しいですが、それ以上に将来の不安が減ったのが一番の収穫です。老後になったときに「こんなはずじゃなかった!」と後悔ないように今からしっかり準備をしておきましょう。
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