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【初心者向け】新NISAってなに?やさしくわかる制度の基本と始め方ガイド

2025年5月10日

「新NISAって最近よく聞くけど、なんだか難しそう…」

そんな投資未経験の方へ向けて、この記事では新NISAの基本をわかりやすく解説します。

むずかしい言葉を使わず、まずは“何ができて、どう始めるか”だけに絞ってお伝えしていきます。

この記事を読んでわかること

  • 新NISAってなに?ざっくり解説
  • どんなメリットがあるの?
  • どうやって始めるの?
  • 初心者がつまずかないポイント

そもそも、新NISAってなに?

新NISAは、2024年からスタートした「税金のかからない投資制度」です。

通常、株や投資信託で利益が出ると約20%の税金がかかりますが、新NISAを使えば、この税金が“ゼロ”になります!

国が「資産形成を応援する制度」として用意しているので、はじめての方でも安心して利用できます。

これまで投資に踏み出せなかった方にとっては、まさに「始めるなら今」というチャンスです。

新NISAのポイントはこの5つ!

① 年間360万円まで投資OK

新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠があり、合計で年間360万円まで非課税で投資することができます。

  • つみたて投資枠:年間120万円まで
  • 成長投資枠:年間240万円まで

たとえば、毎月1万円ずつつみたて枠で投資し、ボーナス時に成長投資枠で一括投資という使い方も可能です。

項目つみたて投資枠成長投資枠
年間投資上限120万円240万円
主な対象商品金融庁が選んだ長期・分散・積立向き投資信託上場株式・ETF・投資信託など幅広い商品
購入スタイル積立購入(月100円〜)一括購入・自由なタイミングで購入可能
商品数の制限絞られていて選びやすい自由度が高く、選択肢が豊富
初心者の向き・不向きはじめて投資する方にぴったり慣れてきたら活用したい拡張枠
つみたて投資枠と成長投資枠の比較

② 利益はずっと非課税(無期限)

これまでは「5年」「20年」など非課税期間が決まっていましたが、新NISAではその期間が撤廃されました。

つまり、どれだけ長く運用しても、利益には一切税金がかかりません。長期でじっくり育てる人にとっては、非常に大きなメリットです。

③ 売っても枠が戻る!

通常、投資の枠は一度使うと戻ってこないのが一般的でした。

新NISAでは、売却した金額分の非課税投資枠が“翌年”に復活します。

たとえば、ある年に成長投資枠で100万円分の株を買い、それを売った場合、翌年にまた100万円分の枠が使えるようになります。

この「再利用できる枠」は、柔軟に投資を続けたい人にとって便利な仕組みです。

④ つみたて投資も、まとまった投資も両方OK

これまでの制度では、「つみたてNISA」か「一般NISA」のどちらか一方しか選べませんでした。

新NISAでは、月々の積立(つみたて投資枠)と、一括での投資(成長投資枠)の両方が使えるようになりました。

初心者が「とりあえず少額で始める」こともできるし、慣れてきたらステップアップして一括投資もできる柔軟な制度です。

⑤ ネット証券で簡単にスタート

口座開設はすべてオンラインで完結。スマホ1つで簡単に申し込みができます。

楽天証券、SBI証券、マネックス証券など、取り扱いのある証券会社の中から自分に合ったものを選べばOKです。

他の方法とどう違う? 貯金・特定口座との比較

「非課税ってよく聞くけど、それってどれくらい得なの?」という方のために、 よくある3つの資産運用手段を比較してみました。

項目銀行預金特定口座での投資新NISA
税金約20%の税金がかかる約20%の税金がかかる税金ゼロ(完全非課税)
元本保証ありなしなし
投資可能金額制限なし制限なし年360万円(通算1800万円)
非課税の恩恵なしなし利益・配当すべて非課税
売却後の枠の復活制限なし制限なし翌年に再利用可能
向いている人リスクを避けたい人1800万円以上を運用したい人少額から非課税で始めたい人
NISA、特定口座、銀行預金の比較

NISAがある前は特定口座での投資が一般的でした。このように見ると、新NISAは「非課税での資産形成」という観点で、かなり有利な制度です。

こんな人におすすめです

  • 銀行に預けっぱなしでお金が増えないことに不安を感じている
  • 老後資金や教育資金など、将来に向けて備えたい
  • 少額から投資を始めたいけれど、リスクはなるべく抑えたい
  • 節税しながら効率よく資産形成したい

「投資=ギャンブル」と考えていた方も、新NISAを通して“堅実に育てる投資”を知ることができます。

はじめ方は?たった3ステップ!

STEP1:証券口座を開設する

まずは、新NISAに対応した証券口座を開設します。おすすめは楽天証券やSBI証券。

本人確認書類とマイナンバーがあれば、スマホで10分ほどで申し込みできます。

STEP2:毎月の積立金額を決める

はじめは月1,000円、慣れてきたら月1万円、というように徐々に増やしても大丈夫。

自分の生活費や貯金とのバランスを考え、無理のない範囲で設定しましょう。

STEP3:商品(投資信託など)を選ぶ

金融庁が選んだ“つみたて投資枠対象商品”の中から選ぶので、初心者向けで安心。

迷ったら「全世界株式」や「バランス型ファンド」など、分散投資できる商品がおすすめです。

よくある質問(Q&A)

損することはありますか?

元本保証はありませんが、長期・分散投資をすることでリスクを抑えられます。10年・20年と続けることで、上下の波もなだらかになります。

途中でやめても大丈夫?

はい。いつでも解約・引き出しが可能です。固定期間や違約金などもありません。

どの商品を選べばいいの?

資初心者の方は、信託報酬(手数料)が低く、実績のあるインデックス型の投資信託を選ぶのがおすすめです。

いくらから始められますか?

毎月100円からでも始められます。金額の大小より、コツコツ続けることが大切です。

実際にNISAを続けたらどうなる?

私自身のリアルな運用実績はこちらの記事で公開しています👇
NISAの運用実績まとめを見る

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まとめ:新NISAは「知ってるだけで得する制度」

この記事のまとめ

  • NISAは投資で得た利益がすべて非課税に
  • 少額からでもスタートできる
  • 初心者でも安心の仕組みが整っているり

「何から始めればいいかわからない…」という方こそ、まずは証券口座を開いて「知る」ことから始めてみましょう!

最初の一歩が、将来の安心につながります。

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